Twitterアカウント開設3週間で「フォロワー600人超え」したスクール集団の軌跡。

今回は、私が外部デジタルマーケティングアドバイザーとして参画している「大分トリニータ」の成功事例をご紹介したいと思います。

改めてになりますが、昨年から大分トリニータのSNSアカウントを中心にデジタル周りをサポートしています。
Twitter・instagramの公式アカウントにおいては、他社クラブの平均成長率を上回り伸長することに成功しました。(昨年はJ2で1位の成長率)

※参考
https://soccermania.tokyo/?p=38

そんな中、今年から公式アカウントを更に伸ばす戦略として新しい取り組みを開始しました。

 

▼カテゴリ別戦略

SNSによる情報発信は、選手や試合などトップチームに関わることだけではなく、イベント関連・スポンサー様関連・社会活動・スクール、アカデミーなど多岐に渡ります。

これまでは、トップチーム関連以外の分野には注視せず、トップチームのコンテンツ重視、競合との差分を埋めることを目標に掲げて進めてきました。
これにより、トップチーム関連の投稿数とコンテンツの質は向上し、フォロワーを伸ばすことに成功しました。

そこで、今回の成功体験を踏まえて『このやり方をトップチーム以外の分野でも活かせるのではないか』と考え、各分野をカテゴリとして分けることにしました。
5つのカテゴリに分けたあと、各カテゴリの責任者を決め、新生SNSマーケティングチームが誕生しました。

ここまでのハンドリングは全て経営企画室の神村さん(※1)にしていただきました。

 

▼各カテゴリに厳しいKPIを設定

まずはTwitterアカウントから着手しました。
5つのカテゴリにはKPIとして「月間投稿数」を設定しました。
これまでは『できる時に投稿する』という運用方法でやっていたこともあり、KPI設定以降は各責任者・担当には相当な負荷がかかったと思います。

当然クリアできるカテゴリと、そうでないカテゴリが出てきたのは言うまでもありません。
また同時進行で投稿のエンゲージメントを可視化し、PDCAのサイクルを回せるようにしました。

アカウント成長に欠かせない「投稿数コンテンツのPDCAという王道のパターンを形成しました。

[参考]各カテゴリKPI

 

▼圧倒的な実績を出したスクールカテゴリ

カテゴリ発足後、急成長を遂げたのがスクールカテゴリ(=スクール集団)でした。

「投稿数コンテンツのPDCA」を念頭に置き、カテゴリ責任者がメンバーを動かし、着々と実績をあげていきました。
カテゴリ発足から約6カ月が経過しても、継続的にパフォーマンスを出し続けました。

そのタイミングでスクールの独自アカウント開設を検討することになりました。

では、なぜ独自アカウント開設を考えたのか?理由は3つです。

 

①コンテンツのバランスを考慮
あくまで、クラブの公式アカウントになるので、発信の中心(比率)はトップチームに関連することでないといけないと思っています。
スクールカテゴリが頑張ることで、コンテンツの全体バランスが崩れることは一つ懸念していた部分でした。

 

②独自アカウントでも十分勝負できるコンテンツ企画力と継続力があると判断
これまでの投稿傾向や継続性から、トップチームのアカウント発信力がなくても、フォロワーを増やし独立状態でもアカウントとして成立すると判断しました。

 

③ビジネスの本質「利益を出せるのか」
ここが重要だと思っています。何のために企業があるのか?
企業とは「事業の企てをすること。生産・営利の目的で事業を経営すること。また、その経営体。」です。
スクールカテゴリにおいて、利益を出す可能性を感じたのは大きな判断材料でした。

 

しかし、これはあくまで判断軸として考えていたこと。

最終的には、スクールカテゴリの皆さんの『独自アカウントを作りたい』『未来のトリニータのために』という強い思いがあり、それを応援したいと思ったのが正直なところではあります。

スポーツではよく起こる「感情の力」というべきでしょうか。

 

▼2019年5月19日アカウント開設

議論を経て、遂にアカウント開設が決定しました。
ミッション(ゴール)はスクール生を増やすこと。
そのために「市場・競合を分析し、自社の強さを見つけ出していく」この部分を共通認識として、Twitterアカウントの運用が始まりました。

大切なのはゴールが独自アカウントを持つことでも、フォロワーを増やすことでもないということです。
あくまで事業としてやることを忘れてはいけません。

そこを前提に、一次KPIとしてTwitterのフォロワー数目標を設定しました。

 

▼3週間で600人を超えるハイペース

予想外のスピードでフォロワーが増加していきました。
当初開設1カ月で500人フォロワーを目指していたのですが、それを遥かに上回るペースで推移。
2週間で目標の500人を達成し、3週間で600人フォロワーに到達しました。

[参考]フォロワー推移

選手の呼びかけがスピードを加速させたというのはあるのですが、それ以上にコンテンツの充実度がフォロワー増加に寄与していると思います。

 

2万回再生を記録した投稿がこちら。


なんでもないただのコーチ陣の会議ですよ…(笑

 

こちらは他クラブ(スクールアカウントがあるクラブ)と比較した時の数値です。

上位とはまだまだ差がありますが、今の状態を継続すれば首位も見えてくるのではないでしょうか。

 

▼ビジネスとして

ここまでは本当に「スクール集団」が頑張ってきた結果です。
そして、ここからは私自身も頑張りどころ。
インサイト分析や、LP作成など、収益をつくるためにやらなくてはいけないことがいくつかあります。
最大限サポートしていこうと思います。
サッカークラブが失いがちな「ビジネスの視点」をもって進めていきたいと思います。


以上、Twitterアカウント開設3週間で「フォロワー600人超え」したスクール集団の軌跡。を紹介させて頂きました。

コア部分は濁させていただきましたが、比較的オープンな記事にさせて頂きました。
 

※1
神村 昌志 氏

1962年生まれ。大阪大学文学部卒業。1985年(株)リクルート入社、2年目よりリクルートUSA出向。ロサンゼルスに駐在。外資系企業を経てJAC Japan(現・JAC Recruitment)入社。2003年に代表取締役に就任し、2006年JASDAQ上場を果たす。2008年10月より(株)アイ・アム代表取締役社長・会長を経て、2016年に当時J3に降格した大分トリニータ(大分フットボールクラブ)の経営に参画。


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